盧武鉉死す

 今夕の韓国語講座で、盧武鉉前・大統領の'suicide'をソンセ(先生様)から初めて聞く。昨晩twitterに「はまり」夜更かしし今朝遅く起き、講座の宿題・予習を何とか(バスの中で)済ませ、ニュースを見聞きしなかった。まだ見てもいない。
 盧武鉉大統領が誕生した時、私はニュージーランドの学校にいて、韓国人の知人も多かった。盧武鉉誕生に大喜びしていたのは当時30代、恐らく今は40代の男性だった。まさに「386世代」、自動車会社勤務で英語の研修に来ていた人だったと思う。その世代の運動については『韓国のデジタルデモクラシー』で読んだことがあるが、日本が見習うべき先進性があると思ったものだ。その後の李明博政権の登場でデモクラシーの風向きが変わり、しかしまた李明博への反感も強まっており……、さて現状はどういうものだろうか。
 ちなみに私と同い年の韓国人女性は、当時「ノムヒョン」という響きが嫌だと言っていたが、私にその語感が「分かる」日は来るのか。この知人は政治的関心は薄そうだった。また、盧武鉉氏とは別の話だが、386世代らしきフェミニスト女性が、女性にも徴兵制を、と勇ましく言っていたのも覚えている。その人は学生時代(恐らく80年代)には大学で危険を冒して密かにマルクスを読んだりもしていた、当時編集者だったか。ともかく私自身の眼と耳でも韓国を知りたいものだ。
 今日の講座でも、恥ずかしい思いはした。ごく簡単な質問に、その場で答えることがなかなかできない。アドリブが利かない。日本語を遣わないで喋ろうとすると、盧武鉉政権誕生当時がピークだった英語が浮かんできたりもする。英語も錆びついているのだが、英語が簡単に見えることは韓国語を始めてまず得したこと。Korean compositionのためのページ(日記か)を別につくろうかとも思う。English compositionページもつくろうか……。

韓国のデジタル・デモクラシー (集英社新書)

韓国のデジタル・デモクラシー (集英社新書)

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 下は、私が使っている教科書。他と較べた訳ではないが、よい教科書だろうと思う。以前よりは少しだけ韓国語に「はまって」きたのは確かなので、来週末に向け復習・予習するのみだ。